ながとろ町の花梨(かりん)から
3つのペーストができました!
かりんは=「借りん」。
物やお金を借りずに豊かに暮らせるようにとその昔、家を建てるときに花梨の木を植えるのが流行ったのだそうです。
黄色くて大きな実と華やかな香りは「幸せの象徴」。
今は実を落としたまま放置されている花梨の実をペーストにして瓶に詰めました。
ながとろ町と花梨のストーリー
長瀞町の地域おこし協力隊として町の魅力を探しに町中を歩き回っていた時に、ごろごろと落ちている黄色くて大きな実を発見。
それが何かが気になって声をかけた農家さんご夫婦との出会いから、すべては始まりました。
花梨の木にまつわる各お家ごとのストーリーも興味深く、さらに調べてみると咳止めや喉への効果が高いこと、花梨ポリフェノールなどのミネラルも豊富なことがわかりました。「落ちているなら、美味しく食べてやろう!」と、地域のみなさんに花梨集めを協力してもらい、2年をかけて試作を重ね、食事としても楽しめる花梨ペーストが完成しました。